ボードゲーム初心者におすすめの選び方をヤマニが初心者目線で解説。ルール、人数、プレイ時間、子どもや家族向けなど、失敗しにくい選び方と定番ゲームの特徴を分かりやすく紹介します。
こんにちは、「ボドゲナビ!」を運営しているヤマニです。
「ボードゲームを始めてみたいけれど、種類が多すぎて何を選べばいいのか分からない」。そんなふうに感じていませんか?
私も「ボドゲナビ!」を運営する中で、ボードゲームは思っていた以上に種類が多く、名前だけではどんな遊び方なのか分かりにくいものだと感じています。
カードを出して遊ぶもの、みんなで協力するもの、相手と勝負するもの、言葉を使って盛り上がるものなど、同じボードゲームという言葉でも遊び方はかなり違います。
だからこそ、初めて買う1個を選ぶときは、単純な人気だけで決めるよりも、誰と遊ぶのか、何人で遊ぶのか、どれくらいの時間なら楽しめるのかを先に考えるのがおすすめです。
この記事では、ボードゲーム初心者が最初の1個を選ぶときに知っておきたいポイントを、できるだけ難しい言葉を使わずにまとめました。定番ゲームの名前をただ並べるのではなく、「なぜ初心者でも遊びやすいのか」というところまで掘り下げていきます。
「家族で遊びたい」「友達と盛り上がりたい」「2人で楽しみたい」「子どもと一緒に遊びたい」など、あなたの遊ぶ場面を思い浮かべながら読んでみてください。
- 初心者が最初のボードゲームを選ぶ基準
- 人数や遊ぶ相手に合ったゲームの選び方
- 初心者でも遊びやすい代表的なゲームの特徴
- 購入前に確認したい失敗しにくいポイント
ボードゲーム初心者におすすめの選び方

ここでは、初めてボードゲームを買うときに迷いやすいポイントを順番に見ていきます。
初心者向けというと「ルールが簡単なら何でもいい」と思いがちですが、実際にはそれだけではありません。遊ぶ人数や相手との関係、プレイ時間、ゲームの雰囲気なども、楽しさを左右する大切な要素です。
まずはゲームそのものを探す前に、自分がどんな場面で遊びたいのかを考えてみましょう。
初心者はルールの分かりやすさを優先
最初のボードゲームを選ぶなら、私はまずルールの分かりやすさを見てほしいと思います。
ボードゲームには、説明を聞いてすぐに遊び始められるものもあれば、最初に覚えることがたくさんあるものもあります。どちらが良い悪いという話ではありません。ただ、まだボードゲームに慣れていない段階なら、ルールが複雑すぎる作品は少しハードルが高く感じられるかもしれません。
せっかく買ったのに、説明書を読んだ時点で「なんだか難しそう」となってしまうのは、もったいないですよね。
最初は、基本的な流れが数分程度でイメージできるゲームや、「自分の番になったらカードを出す」「タイルを置く」「数字を比べる」といった行動が分かりやすい作品から入ると安心です。
ただし、ルールが簡単だからといって、ゲームとして面白くないわけではありません。むしろ、シンプルなルールの中に「もう一回やりたい」と思える仕掛けが入っている作品もたくさんあります。
私なら、最初の1個は「勝つための細かい知識が必要なゲーム」より、「とりあえず一度やってみれば流れが分かるゲーム」を選びます。
プレイ時間は短めから始めよう
もう一つ確認しておきたいのがプレイ時間です。
初心者向けのゲームを探していると、つい「人気があるか」「評価が高いか」に目が向きます。もちろん、それも参考になります。ただ、実際に遊ぶ場面を考えると、プレイ時間はかなり重要です。
例えば、初めてボードゲームを遊ぶ友達と一緒に、いきなり1時間以上かかるゲームを始めたらどうでしょうか。
ゲームが面白ければ問題ありませんが、ルールを覚える時間も含めると、少し長く感じる可能性があります。逆に10分から30分程度で一区切りつくゲームなら、「もう一回やってみよう」と誘いやすいですよね。
もちろん、長時間遊ぶことが好きな人もいます。ですから「短いゲームが初心者向け」と決めつける必要はありません。
大切なのは、一緒に遊ぶ人が無理なく楽しめる時間かどうかです。

家族で夕食後に少し遊びたいなら短時間のゲーム。休日に友人とじっくり遊ぶなら、もう少し長いゲーム。そんな考え方で選ぶと、ゲーム選びで失敗しにくくなります。
プレイ時間は箱や説明書に目安が書かれていることが多いですが、実際の時間は人数やゲームに慣れているかどうかによって変わります。表示時間はあくまで一般的な目安として考えてください。
何人で遊ぶかを先に決める
ボードゲームを選ぶとき、私が特におすすめしたいのが「何人で遊ぶのか」を最初に決めることです。
ゲームによって遊べる人数はかなり違います。2人向けの作品もあれば、3〜4人程度で特に楽しみやすい作品、さらに大人数で遊べるパーティー系の作品もあります。
「人気ランキングで1位だったから買ったけれど、いつも遊ぶのは2人だった」というケースでは、思ったほど楽しめないこともあります。
逆に、普段から家族4人で遊ぶなら、4人で遊んだときにゲームの面白さが出やすい作品を選んだほうが満足しやすいでしょう。
特に注意したいのが「2〜6人」のように幅広い人数に対応しているゲームです。これは便利なのですが、2人でも6人でも同じように遊びやすいとは限りません。
そのため、商品情報を見るときは単に最大人数を見るのではなく、自分が一番よく遊ぶ人数を基準に考えてみてください。
2人なら対戦と協力から選ぶ
2人でボードゲームを始めるなら、まず「対戦したいのか、協力したいのか」を考えてみると選びやすいですよ。
対戦型は、お互いに勝利を目指して遊ぶスタイルです。相手の動きを考えたり、自分の手をどう進めるか悩んだりする楽しさがあります。
一方の協力型は、プレイヤー同士が同じ目的に向かってゲームを進めます。勝ち負けを競うことに慣れていない人でも、「一緒にクリアしよう」という気持ちで遊びやすいのが魅力です。
例えばカップルや夫婦、親子で遊ぶ場合、負けることが苦手な人がいるなら協力型から始めるのも一つの方法でしょう。
反対に、勝負そのものが好きなら対戦型が向いています。
ここは正解が一つではありません。あなたが一緒に遊ぶ相手を思い浮かべて、「この人ならどっちが楽しそうかな?」と考えてみるのが一番です。

◆ヤマニのワンポイントアドバイス
初めて遊ぶ相手には、勝ち負けよりも「一緒に楽しめるか」を優先すると、ボードゲームそのものへの印象が良くなりやすいですよ。最初の1個は、ゲームの難しさより「また遊びたい」と思えるかを大切にしてみてください。
子どもと遊ぶなら年齢を見る
子どもと一緒に遊ぶ場合は、対象年齢も忘れずに確認しましょう。
対象年齢は単なる目安ではありません。文字を読む必要があるのか、数字を理解する必要があるのか、細かなルールを覚えられるかなど、そのゲームを楽しむために必要な力を考える手がかりになります。
例えば、小さな子どもと大人が一緒に遊ぶなら、大人だけがルールを理解して子どもは言われた通りに動かす、という形になるゲームよりも、子ども自身が参加しやすいゲームを選びたいところです。
また、対象年齢を満たしていても、子どもの性格によって遊びやすさは変わります。競争が好きな子もいれば、協力するほうが楽しい子もいます。
だからこそ、「何歳から遊べるか」だけで決めるのではなく、その子が何を楽しいと感じるかまで考えてみると選びやすくなります。
家族なら会話が生まれるゲーム
家族で遊ぶなら、ゲームの勝敗だけでなく会話が生まれるかどうかも面白いポイントです。
ボードゲームはテレビゲームなどと違い、同じテーブルを囲んで遊ぶことが多いので、自然と会話が生まれます。
「それ出すの?」「そのカード強そう」「今のは惜しかった!」など、プレイ中の一言がそのままコミュニケーションになります。
特に言葉を使うタイプや、みんなで相談するタイプのゲームは、ルールを覚えること自体よりも会話を楽しみやすいでしょう。
ただし、家族全員が同じタイプのゲームを好きとは限りません。お父さんはじっくり考えるのが好き、お母さんは会話を楽しみたい、子どもはテンポよく遊びたい。そんなこともあります。
そのため、最初は「家族全員が好きそうな共通点」を探すのがおすすめです。
友達と遊ぶなら盛り上がり重視
友達と遊ぶ場合は、ルールの簡単さに加えて、ゲーム中に笑ったり会話したりする場面が生まれやすいかを見てみましょう。
ボードゲーム初心者が集まる場では、誰か一人だけがルールを理解して、残りの人が説明を聞き続ける状態になると、遊び始めるまでに時間がかかります。
そのため、カードを出す、言葉を考える、絵を見て答える、数字を比べるなど、見た瞬間にやることが伝わりやすいゲームが便利です。
ゲームの中で自然に会話が生まれる作品なら、ボードゲームに詳しくない人でも入りやすいでしょう。
「ボードゲームって難しそう」というイメージを持っている友達と遊ぶなら、最初のゲーム選びは特に大切です。
最初の一回で「思ったより簡単だし楽しい」と感じてもらえれば、その後に別のゲームへ進むきっかけにもなります。
初心者向けでも運の要素は大切
「ボードゲームは頭が良い人が勝つもの」と思っている人もいるかもしれません。
確かに、考えることが中心のゲームもあります。しかし、初心者が楽しむという点では、運の要素が適度に入っているゲームも選択肢になります。
運が入ることで、経験者だけが毎回勝つ状況を避けやすくなるからです。
もちろん、運が多ければ良いというわけではありません。自分で考える余地がまったくないと、今度は物足りなく感じる人もいるでしょう。
私が初心者向けとして面白いと思うのは、「運で状況が変わるけれど、自分で選ぶ場面もある」というタイプです。
例えば、引いたカードは選べなくても、そのカードをどう使うかは自分で決められる。そんなゲームなら、初めてでも「次はこうしてみよう」と考える楽しさがあります。
初心者向けのゲームは、簡単すぎる必要はありません。
「ルールは分かりやすいけれど、遊ぶたびに少し違う展開になる」。そんなゲームなら、初回だけで終わらず何度も遊びやすくなります。
人気だけで選ばないことも大切
人気ランキングを見るのは、初心者がゲームを探すときに便利です。ただし、ランキングの順位だけで購入を決めるのはおすすめしません。
人気のゲームでも、あなたの遊び方には合わない可能性があるからです。
例えば、友達とワイワイ遊びたい人と、夫婦で静かにじっくり考えたい人では、向いているゲームが違います。
「人気だから自分にも合うはず」と考えるより、「人気作品の中から自分の条件に合うものを探す」と考えてください。
この違いだけでも、ゲーム選びはかなり楽になりますよ。
❤人気の定番ボードゲームを選ぶ方法
人気作品を参考にすること自体は悪くありません。むしろ、長く遊ばれている定番作品には初心者でも遊びやすいものがあります。人気の定番ボードゲームを選ぶ方法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
❤何回やっても面白いボードゲーム
メカニクスを理解すると、なぜ同じゲームを何度も遊びたくなるのかも見えてきます。実際にどのような特徴を持つゲームが長く楽しめるのかは、何回やっても面白いボードゲームの記事で詳しく紹介しています。
ボードゲーム初心者におすすめの定番と楽しみ方

ここからは、初心者が名前を知っておくとゲーム選びの幅が広がる代表的な作品やジャンルについて紹介します。
ここで大切なのは、「この作品を買えば絶対に正解」という考え方ではありません。ボードゲームには人によって好みがあります。
そこで、作品名だけでなく「どんな人に向いているのか」「何が初心者にとって分かりやすいのか」という視点から見ていきましょう。
ナンジャモンジャは手軽に遊びやすい
初心者向けの候補として名前が挙がりやすいのが「ナンジャモンジャ」です。
このゲームは、カードに描かれた独特なキャラクターに名前をつけ、同じキャラクターが再び出てきたときに、その名前を思い出して呼ぶという分かりやすい遊び方が特徴です。
難しい戦略を覚える必要がないので、ボードゲームに慣れていない人でも参加しやすいでしょう。
さらに、最初につけた名前によってゲームの雰囲気が変わります。「このキャラクターにそんな名前をつけるの?」というところから笑いが生まれることもあります。
家族や友達など、年齢が違う人と一緒に遊ぶときにも候補にしやすいゲームです。
ただし、記憶することが苦手な人には少し難しく感じる場面もあるかもしれません。そこも含めて、みんなで笑えるゲームとして楽しむと良いと思います。
itoは会話を楽しみたい人向け
会話をしながら遊びたいなら「ito」もチェックしておきたい作品です。
数字をそのまま見せるのではなく、お題に合わせて自分の数字を言葉で表現し、みんなで順番を考えていくタイプの協力ゲームです。
例えば、お題に対して「これはかなり小さいほう」「これは大きいと思う」といった具合に、それぞれが自分の数字を表現します。
数字そのものではなく、言葉の選び方や他の人との感覚の違いが面白さにつながります。
ボードゲームに詳しくない人でも、ゲームそのものより会話を楽しむ感覚で入りやすいのが魅力でしょう。
「自分はこう思うけど、みんなはどうなんだろう?」と考える時間が、そのままゲームになります。

◆ヤマニのワンポイントアドバイス
初めてボードゲームを遊ぶ人が何人かいるなら、会話が中心になるゲームから始めるのもおすすめです。ルールを覚えることに集中しすぎず、「みんなの答えを聞くのが楽しい」というところから入れると、ボードゲームへの抵抗感も少なくなりますよ。
犯人は踊るは推理好きに向く
推理や心理戦が好きなら、「犯人は踊る」のようなカードゲームも候補になります。
このタイプのゲームでは、誰が犯人なのかを考えながらカードを使っていきます。犯人カードが人から人へ移動することで、最後まで状況が変化するのが面白いところです。
推理ゲームと聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、複雑な盤面を管理するタイプとは違い、カードを中心に進められるので比較的取り組みやすいでしょう。
「あの人が怪しい」「いや、さっきの行動を見ると違うかも」といった会話が自然に生まれるのもポイントです。
友達同士で遊ぶと、ゲーム終了後に「やっぱりあれが怪しかったよね」と答え合わせをする時間まで楽しくなります。
ハゲタカのえじきは数字で遊べる
数字を使ったシンプルなゲームを探しているなら、「ハゲタカのえじき」も知っておきたい作品です。
基本的な考え方は、カードを出して数字の大小を競うというものですが、単純に大きい数字を出せば勝てるわけではありません。
他の人が何を出してくるのかを予想する必要があります。
この「自分ならこの数字を出すけれど、他の人も同じことを考えているかもしれない」という読み合いが、初心者でも分かりやすい面白さにつながります。
ルールを理解したあとに、「今度は相手の考えを読んでみよう」と一歩進んだ楽しみ方ができるのも良いところです。
ボードゲームの面白さを知る入口として、こうしたシンプルな数字ゲームは使いやすいと思います。
ラブレターは短時間で遊びやすい
短時間で遊べるカードゲームを探しているなら、「ラブレター」も候補に入ります。
カードの種類が多すぎず、自分の手札からどう行動するかを考えるという基本的な流れが分かりやすいゲームです。
短い時間で一回が終わるため、初めて遊んだときにルールを理解しきれなくても、もう一度試しやすいのがポイントでしょう。
初心者にとって「一回で全部理解しなければならない」という状況は意外と負担になります。
その点、短時間で終わるゲームなら、「さっきはこうだったから、次はこうしてみよう」と試せます。
ゲームを覚えることと遊ぶことを同時に進めやすいタイプですね。
カタンは少し慣れてからでもOK
ボードゲームの代表作として「カタン」を知っている人も多いと思います。
資源を集めて開拓を進めたり、他のプレイヤーと交渉したりする要素があり、ボードゲームらしい楽しさを味わえる作品です。
一方で、まったく初めての人が最初に遊ぶ作品としては、ルールを理解するために少し時間が必要になる場合があります。
だからといって初心者に向いていないわけではありません。むしろ、ボードゲームを何度か遊んで「もう少し考えるゲームもやってみたい」と感じたタイミングでは、候補にしやすいでしょう。
最初から難しい作品に挑戦するのも一つの方法ですが、私はまず軽めのゲームを数個遊んでから、少しずつ複雑な作品へ進む流れもおすすめしています。
いきなり山を登る必要はありません。階段を一段ずつ上がるように、自分のペースで遊べば大丈夫です。
カルカソンヌは考える楽しさがある
「簡単すぎるゲームでは物足りない」という人には、カルカソンヌのようなタイル配置ゲームも面白い選択肢です。
タイルをつなげながら街や道などを作っていき、置く場所によって得点につながる仕組みがあります。
見た目のルールは比較的理解しやすい一方で、「どこに置けば自分に有利なのか」を考える場面があります。
つまり、初心者でも遊び始めやすく、慣れてくると考える余地が見えてくるタイプです。
最初は「このタイルをここに置こう」と感覚で遊んでいても、何度か遊ぶうちに相手の動きが気になってきます。
こうして自然にゲームの見方が変わっていくのも、ボードゲームの面白いところです。
宝石の煌きは次の一歩におすすめ
カードや資源を使って考えるゲームに興味が出てきたら、「宝石の煌き」も候補になります。
宝石を集め、カードを獲得し、そのカードによって次の行動が少しずつ有利になっていくタイプのゲームです。
初めて見るとやることが多く感じるかもしれませんが、一つひとつの行動そのものは理解しやすい部分があります。
ただ、これは完全な初心者が最初の1個として選ぶ場合には、遊ぶ相手の経験やゲームへの興味も考えたいところです。
「ルールが少し多くても、考えるゲームが好き」という人なら最初から楽しめるかもしれません。
反対に、まずは気軽に遊びたいなら、もっと短時間で終わるカードゲームから始めても問題ありません。
初心者には協力ゲームもおすすめ
ボードゲーム初心者に私がぜひ知ってほしいのが、協力ゲームという遊び方です。
協力ゲームでは、プレイヤー同士が敵になるのではなく、ゲーム側が用意した課題に対してみんなで挑みます。
「自分だけ勝つ」という考え方に慣れていない人でも、「みんなでどうする?」と相談しながら進められるため、家族や友達との最初のゲームとしても選びやすいでしょう。
もちろん、協力ゲームでも難しい作品はあります。全員で相談しながら最適な方法を考える必要があるものもあり、経験者向けの作品も存在します。
だから、協力型というだけで簡単とは考えず、ルールや対象年齢、プレイ時間も一緒に確認してください。
初心者が避けたい選び方
ここまで初心者に向いている選び方を紹介しましたが、反対に「最初は避けたほうが無難かな」と私が思う選び方もあります。
一つ目:遊ぶ相手が決まっていないのに、人数が限定されるゲーム
例えば、普段は2人で遊ぶのに、大人数向けのゲームを買ってしまうと、出番が少
なくなってしまいます。
二つ目:ゲームの見た目だけで決めること
パッケージが気に入るのは良いことですが、見た目が好みでも、ルールやプレイ時
間が自分に合うとは限りません。
三つ目:「有名だから初心者でも簡単だろう」と考えること
有名な作品の中にも、初心者向けのものから、経験を積んでから楽しみやすいもの
まで幅があります。
名前を知っているかどうかより、実際の遊び方を見ることが大切です。
「初心者向け」という言葉だけで判断しないようにしましょう。
対象年齢、人数、プレイ時間、ルールの量、対戦か協力か。このあたりを合わせて確認すると、自分に合わないゲームを選ぶ可能性を減らせます。
買う前に確認したいポイント
購入前には、最低限いくつか確認しておくと安心です。
☆プレイ人数:自分が一番よく遊ぶ人数に対応しているかを見てください。
☆プレイ時間:休日に1時間遊べるのか、それとも平日の夜に15分程度しか時間がないのかで、選択肢は変わります。
☆対象年齢:特に子どもと遊ぶ場合は、年齢だけでなく文字を読む必要があるかなども確認しておきましょう。
さらに、箱の大きさや収納場所も意外と大事です。
ボードゲームはカードだけのコンパクトなものから、大きな箱にたくさんの部品が入っているものまでさまざまです。買ったあとに「収納場所がない」とならないよう、置き場所も考えておくと安心ですよ。
ボードゲームカフェで試す方法
「実際に遊んでから買いたい」という人には、ボードゲームカフェを利用する方法もあります。
ボードゲームカフェではさまざまな作品を遊べるため、購入前に自分がどんなタイプのゲームを好きなのか知るきっかけになります。
これは初心者にとってかなり便利です。
例えば、最初は「戦略ゲームが好きだと思っていたけれど、実際に遊んでみたら会話系のほうが楽しかった」ということもあるでしょう。
逆に、軽いゲームを遊んでいるうちに「もっと考えるゲームがやりたい」と感じることもあります。
そうした自分の好みを知ってから購入すれば、ゲーム選びの失敗も減らしやすくなります。
初めて行く場合は、スタッフに「ボードゲーム初心者です」と伝えてみてください。遊ぶ人数や好みを伝えると、候補を提案してもらえる場合があります。
最初の一個は気軽に選ぼう
ボードゲームを始めるとき、「最初から名作を選ばなければ」と考える必要はありません。
あなたが遊びたいと思ったゲームを選んでみる。それだけでも十分です。
もし一個目が自分に合わなかったとしても、それは失敗というより「自分はこういうゲームが好きではない」と分かったということです。
本や映画と同じで、すべての人に同じ作品が刺さるわけではありません。
だからこそ、ランキングの順位よりも、自分たちが遊ぶ場面をイメージしてください。
家族で笑いたいのか、友達と盛り上がりたいのか、2人でじっくり遊びたいのか。それが決まれば、候補はかなり絞れます。
ボードゲーム初心者に関するよくある質問(FAQ)
Q1. ボードゲーム初心者は何から始めればいいですか?
A. まずはルールが分かりやすく、短時間で一回遊べるゲームから始めるのがおすすめです。ナンジャモンジャやito、犯人は踊る、ハゲタカのえじきなど、遊び方をイメージしやすい作品から試してみると入りやすいですよ。もちろん、考えるゲームが好きなら、最初から少し難しい作品に挑戦しても問題ありません。
Q2. ボードゲーム初心者には何人用がおすすめですか?
A. 何人用が最適というより、実際に遊ぶ人数に合ったゲームを選ぶのがおすすめです。2人で遊ぶことが多いなら2人向け、家族4人なら4人で遊びやすい作品を選びましょう。人数だけでなく、対戦型か協力型かも一緒に確認すると、より選びやすくなります。
Q3. 子どもと遊べるボードゲームはありますか?
A. あります。選ぶときは対象年齢だけでなく、文字を読む量やルールの複雑さも確認してください。ナンジャモンジャのように、遊び方を見て理解しやすいタイプは候補にしやすいでしょう。子どもの性格によっても好みは変わるので、競争が好きなのか、協力したいのかも考えてみてください。
Q4. ボードゲーム初心者でもカタンやカルカソンヌで遊べますか?
A. 遊べます。ただし、短時間で遊び方を覚えられるゲームと比べると、最初に理解する内容は多くなる場合があります。ゲームを遊ぶこと自体が好きで、少しずつルールを覚えるのが苦にならないなら、最初の作品として挑戦するのも良いでしょう。反対に、まず気軽に遊びたいなら、より簡単なカードゲームから始めても十分です。
Q5. ボードゲーム初心者はランキングだけで選んでも大丈夫ですか?
A. ランキングは候補を探すためには便利ですが、順位だけで決める必要はありません。遊ぶ人数、プレイ時間、対象年齢、対戦か協力か、会話中心なのか考えるゲームなのかを確認してください。人気作品でも遊ぶ人数や好みが合わなければ楽しみにくいことがあります。ランキングは入口として使い、最後は自分たちの遊び方に合わせるのがおすすめです。
ボードゲーム初心者におすすめの選び方まとめ
ボードゲーム初心者が最初の一個を選ぶとき、私は「一番人気のゲームを買う」という方法よりも、誰と、何人で、どんな時間を過ごしたいのかから考えることをおすすめします。
ルールが分かりやすいことはもちろん大切ですが、それだけが基準ではありません。
短時間で遊びたいなら、短く一回が終わるゲーム。家族で楽しみたいなら、年齢や会話のしやすさを重視したゲーム。2人で遊びたいなら、対戦か協力かを考える。友達と盛り上がりたいなら、自然に会話が生まれるゲームを選ぶ。
こうして考えていくと、「初心者におすすめ」という言葉の意味も少し見えやすくなります。
初心者向けとは、単純に簡単なゲームという意味ではありません。初めて遊ぶ人がルールを理解しやすく、実際に遊んで「楽しかった」と感じやすいゲームこそ、最初の一個として選びやすいのだと思います。
そして、最初のゲームを一度遊んでみると、自分の好みが少しずつ分かってきます。
「もっと会話を楽しみたい」「次は2人で遊びたい」「今度は頭を使うゲームをやってみたい」。そんな気持ちが出てきたら、それが次のゲームを選ぶヒントになります。
ボードゲームは、最初から全部を知る必要はありません。
まずは一つ遊んでみる。面白かったら、もう一つ試してみる。そうやって少しずつ自分に合うゲームを見つけていけば大丈夫ですよ。
「ボドゲナビ!」では、私自身が初心者の目線を大切にしながら、ボードゲームの種類や遊び方、選び方をできるだけ分かりやすく整理していきます。
これからボードゲームを始めるあなたが、「何を買えばいいか分からない」状態から、「これなら遊んでみたい」と思えるところまで進めたらうれしいです。
最初の一個で迷ったら、「人気」より「自分たちが実際に遊ぶ場面」を優先しましょう。
ボードゲーム初心者におすすめなのは、誰にでも同じゲームではありません。あなたと一緒に遊ぶ人が「もう一回やろう」と言えるゲーム。それが、きっと最初の一個として良い選択になります。
❤リプレイ性の高いボードゲームの選び方
何度遊んでも飽きないゲームを探すなら、単純に人気作品を選ぶだけでなく、可変要素や戦略の幅にも注目したいところです。さらに詳しい選び方は、リプレイ性の高いボードゲームの選び方で解説しています。
ボードゲーム初心者におすすめ:総括







コメント